JR原宿駅の土日は牛歩覚悟!

よく利用する原宿駅ですが、土日となると大勢の観光客も利用するので、ホームから改札外にでるまでかなり時間がかかっています。
明治神宮側の改札に出るには、ホーム階段を上がって、ほぼ牛歩状態で100m弱ほど歩きます。
また竹下口に出るには、ホームからゆっくりと階段を降りて、線路下の細い通路を通るのにもまた牛歩状態。
こちらは30mほどですが、それでも時間はかかります。

みなさんも土日、とくに午後とかは原宿駅を利用されるときは、改札出るまでに時間がかかりますので、余裕を持って利用するようにしましょう。

新しいホーム屋根がアルミH鋼にて

ただこの状態で来年のオリンピックを迎えるわけにはいかないのでいま新しいホームの建設が順調に進んでおります。

いままではお正月の明治神宮初詣客をさばくために利用していた明治神宮側のホームですが、そこを広げて屋根をかけてという感じで進んでおります。

原宿駅明治神宮側ホーム

 

 

 

 

 

 

こんな感じですが、屋根の骨組みとしてはちょっとおかしな角度でついていますよね。

屋根はアルミの骨組み

 

 

 

 

 

 

明らかにこの位置だと人が歩くのに邪魔になるしケガでもしたらたいへんです。

アルミ骨組み

 

その数日後見てみると!

アルミ骨組みを回転

 

 

 

 

 

 

常に電車が通っているので、工事制約を受けながら工事をしなければなりません。

ホームの上で電車に影響ないように工事をして、あとは柱の上のローラージョイントを支点にして回転させて屋根を形成します。

柱頭のアルミローラージョイント

 

 

 

 

 

このような作業をするにも鉄骨骨組だと重量があって回転させるのもたいへんなのでアルミの骨組みが使われたのでしょうね。
アルミH鋼は鉄骨H鋼に比べて約1/3の軽さです。
ただ溶接が難しいのでここではすべてボルトジョイント接合になっています。

屋根を回転させてこの位置に設置するのも電車の通らない夜中作業でしょうね。

 

 

 

 

 

完成が待ち遠しいですね。