nk邸におけるマンションリフォームの依頼から設計、そして工事、アフターまで、一連の流れを実例を通してお知らせいたします。

マンションリフォームの依頼

お施主様とはすでに知人を通して顔なじみの関係になっていて、仲間通しの集まり等でも意気投合する仲であった。

そんなある時、
「マンションを買い替えようと思うのだけど相談にのってほしい」
という話をいただき、自宅にお邪魔し、家族の方からのヒアリングが始まりました。

玄関からリビング・キッチン・寝室、子供室、収納、浴室、トイレ等と言ったプライベートの中まで隅々見せていただけました。

所々に絵が飾られていて、芸術に造詣深いことがわかります。

 

食器も綺麗に整理整頓されていて、なぜここにこの食器があるかなど、家族構成からくる数は配置のことなど、奥様の工夫を聞かせていただきました。

 

そして、このような感じにしたいという雑誌の写真等を見せてもらい、さらなるご要望を聞きながらのヒアリングせした。

 

 

 

 

 

 

引越しされても、引き続きお使いになるテーブルや椅子等の調査もこの時にさせていただきました。

購入予定のマンション調査

まだ売りに出ている状態で見させていただきました。

それはとてもいいことです。
購入前のマンションの現状を調査し、建物の健康度合い、意匠の朽ち具合、設備助教、目視による構造見解などを観て判断できます。
それを依頼者にお伝えし、実際に購入するかどうかの一判断にしていただけるのです。

中古マンション販売中
販売中のマンション 不動産屋担当者

 

お施主さんによっては、

・買おうとしているマンションをこのあと何年くらい使用したいか

・希望するプラン、レイアウトができるかどうか

・リフォームにいくらぐらい予算がかけられるか

・今後のメンテ費用はどのくらい予定できるか

などそれぞれ違うので、お聞きしながらいいアドバイスができればと思っています。

 

既存実測&既存図作成

ご検討いただいた結果、購入されるということになりました。
となると、まずは既存図の作成です。

パンフレット図面、竣工図を元に実測します。
それを元に既存図面を作成していきます。

竣工図から変更になっている部分や施工誤差による寸法違いなどを正していきます。
また同時に図面にはない高さの寸法なども計測し図面化していきます。

既存図

既存図面

プライバシーに関わるところもあるのでぼかしています。

 

この絵は平面図ですが、他に展開図も作成します。

おの平面・展開図を元にお施主様のご要望をいれて、リフォーム計画をしていきます。

 

実施設計図の作成

何回かの打合せと、設置する設備、仕上材、カーテン、家具等のショールームへお施主様と共に行って、仕様を決めていきます。

原田からの提案とお施主様のご要望を盛り込み実施設計を完成させます。

マンションリフォーム設計図

 

住戸内の一部、共用部分の図面です。
実際に設置する家具の寸法も測り図面に盛り込みます。

そしてそこにコンセント等の設備情報も組み合わせて確認をとり実施図面を完成させます。

 

業者見積&御契約

実施図面が完了したら、工事していただく施工会社に見積もりをとる段階となります。

施工会社はお施主様の指定するところがあればその施工会社に見積をとります。
指定会社がなければ、この工事に見合う施工会社を数社選定し、お施主様了承の元見積をとります。

その見積もりのとり方ですが、基本的に数社が顔をあわせないように、時間をずらしてマンションに来てもらい工事する内容を図面と共に説明をします。
ここで各社に共通の説明をし、打合せする中で各施工会社の取り組み方や得意不得意、忙しいかどうか、また意気込みを感じ取ることができます。

出てきた見積もりと工程表を整理し、お施主様にご報告&選定し1社に決めます。

その後、お施主様と施工会社で契約をしていただきます。

 

工程表を元に工事開始

施工会社が提示した工程表を元に工事が始まります。
解体の1週間を含めた6週間の工事です。

 

 

解体工事開始&解体後の調査検討

施工会社と解体部分の事前打合せをしておき、一度に解体してしまう部分と一部を残しながら周りを解体する部分など、細かな打合せを事前にしておきます。

2~3日で解体が終わり、まだ処分ゴミが残っている状況です。

そしてこの処分ゴミを搬出した後に墨出ししていきます。

その墨出しを元に新たに造る間仕切りの位置等を確認しておきます。
この段階で、空間を想像し、動線や窓から見える景色なども確認しておきます。

また解体前には見えなかった部分を確認しておきます。

床下地、壁の構造、巾木の取り付け方を確認します。

天井内部の状況 断熱材・ダクト設備・配線などを確認します。

洗面化粧台の横に、壁圧を利用した薄型収納を設計していますが、計画どおりに設置できるかどうか、壁内部を確認しておきます。

想定どおりLGS65の下地構成になっています。このLGS65とプラスターボード12.5と反対側ユニットバスとのクリアランスを利用して、化粧瓶等を置ける薄型収納棚を設置します。

ユニットバスが無い側は、65+12.5=77.5 これに面を10ミリ出して87.5ミリ確保します。

これが洗面カウンター左側の収納本体を設置したところの写真です。

こちらは洗面カウンター右側の収納本体を設置したところです。

仕上がり間近の常態です。お客様のご要望に合わせ、たくさんの化粧品類を置くことができるようになりました。

Before

BEFOREの写真に比べると圧迫感がなくなりました。

 

もうひとつの洗面室にも収納を付けます。

Before

Beforeの写真にある収納は薄型収納だったので、中のスペース許す限り収納を増設しました。

 

 

次に部屋の間仕切りの位置変更です。
このようにスラブから間仕切りの骨組みである軽量鉄骨材LGSが立ち上がって、その後床下地が造られているのがよくわかります。
これは現場によって違うのですが、床下地を造ってから間仕切りを立てるケースもあります。

これは窓台を兼ねた収納があったところですが、こちらにベットを置くので不要ということもあり撤去したところの写真です。

断熱材の状況も見ておき、足らない箇所等があれば補修しておきます。

 

 

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